団内予選の本番前、控え室にて壮絶な心理戦を繰り広げた私。
P.スパーク氏の「ハーレクイン」なんて、まともに吹いたら本当に死ねる(笑)
さて、肝心の本番はどうであったか。

本番前に、更なるハプニング。
なんと、トップバッターだった金管8重奏のメンバーが、仕事のため遅れるとの事。そこで急遽、我々のバリ・テューバ4重奏と順番を入れ替えることとなった。
…何だと…!こちらのメンバーである団長は、開演に先立ってお客さんの前で挨拶してるし…。
慌ててチューニング。こんな状態だから、さすがの私も舞台に立った時は緊張せざるを得なかった。
…しかし、演奏さえ始めてしまえばこちらのもんだぜ…!

私の合図で、演奏開始。
―最初っから装飾音符かよ。やはり、大編成の吹奏楽曲を無理やり(?)4重奏に編曲しただけのことはあるぜ。
落ち着いて、曲の流れ、メンバーの息遣い、周りの空気を感じながら、音を紡いでいく。
―おっと、場面転換だ。テンポの変化を、合図によって示す。
緩やかな中間部を経て、曲はクライマックスに突入していく。
―走るな、私(笑)最後の最後に、ハイB♭かよ
そして、フィニッシュ!
ここまで、約5分。
練習時間がもっとあれば理想的とは言えたが…やれることはやった。

他のチームの演奏を聴いて、いよいよ、パートリーダーのいる金管8
重奏の番となった。
まずはテューバのソロから。事前偵察によって、曲の内容は把握している訳だが…えらく緊張感のある内容だ。
それに続くユーフォニアムのソロ。おいおい、ウチのパートリーダー…やるじゃないか。これは、厄介な相手だ
他のパートも合流し、曲が展開していく。それにしても、ユーフォニアムとテューバの旋律がやけにエキサイティングだな…私にもやらせろ(笑)
こちらも無事にフィニッシュ!
う〜む、やるな。

すべてのチームの演奏が終わり、団内予選としての結果発表が行われた。この結果によって、アンサンブルコンテストの地区大会に出場するチームが決まるのだ。
金管は、8重奏のチームが出場することになった。我々は、編成上の不利を覆すことはできなかったのだ。
他の出場チームも含めて、健闘を期待することにする。

本番終了後の打ち上げは常識
しかし、この打ち上げが、私の運命を大きく変える事になる―。

続く