皆さんにとって、自分の最大の敵は何であろうか。
私は、「疲労」と答える。おかげで、ブログの更新も滞り(笑)…すみませんでした。
疲れてくると、このようなことが起きるのだ―。

最近、勤め先の営業所への出張が続いている私。仕事の内容は、一言で言えば機械の修理。
実作業による疲れのため、宿泊先のホテルに戻るとすぐに寝てしまうような生活をしている。

ある日のこと。
ふと、目が覚めた。真っ暗だったから、夜中なのだろう。
時間を確認しようとして、その事に気がついた。

―体が動かない。

そう、金縛りである。近年、たまに経験するようになった。
疲れているのだな、と思ったのだが…その日はそれで終わらなかった。

―ドスン。
黒い塊が、私の横に落ちてきた。

―いかん、これはまずい。この金縛りは、解く必要があるタイプか…それならば。
気を溜めて、全身の隅々まで感覚が戻っていることを確かめる。そして―。

オラァァァァッッ!!

気合一閃、右手を振り抜く。その時点で、金縛りから完全に解放された。
危機は去ったようだ…が、これは幻覚なのか、それとも…?


次の日、後輩がこんな事を語りだした。
「昨日ネットで調べたら、どうやら、以前このホテルで自殺事件があったようなのですが…。」
―おいおい、洒落にならんぞ。後輩に、昨晩の経験を語ってやる。
後輩、途端に顔が青ざめた。しかし、その理由は…私の想像とは違っていた。



「その話、なんですけど。」

おしまい