新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

…というような挨拶を、元日に掲載できないという相変わらずのグダグダぶり(笑)
昨年終盤は、ほとんど死んだような感じになってしまった本ブログ。
年が明けたのを切っ掛けに、どんどん活性化させていきたいところである。…いけたらいいなあ(笑)

新年3日目、母親がお寺に参詣に行くと言うので、付き添うことにする。
ここのスタイルは、住職が祭壇で護摩(火)を焚き、家内安全やら五穀豊穣やらを祈願するというものだが…私の関心は全く別なところに向いてしまっていた。
よく見ると、祭壇の脇に台があり、何かが置かれている。
台の上にあった物は、何と、法螺貝。脇の張り紙に、こう書かれていた。

ご自由に吹いてみてください。

こう言われては、楽器吹きとしては黙って帰るわけには行かない(笑)
祈祷が終わったのを見計らい、手にとってみる。意外にすんなり持てる。
貝の先端の内部には、唄口のような加工が施されてある。だいたいホルンのマウスピース位の大きさ・形であろうか。
法螺貝と言えばだいぶ原始的なイメージなのだが、思いのほか近代的な技術が使われている事に驚く。
先人たちの知恵には、頭が下がるばかりである。
いよいよ口につけ、吹いてみる。―スカッ(笑)
―しまった、ユーフォニアムのつもりで吹いてしまった。書初めならぬ「吹き」染めがこれではいかん。
ちなみにホルンのマウスピースは、ユーフォニアムのそれと比べて一回り小さい。
そのことを頭に入れて、もう一度挑む。―ブォォォォ…。
ーふむ、この法螺貝はだいたいG管だな(笑)…厳密には分からないが。
法螺貝は天然の物であるため、一つ一つ音色・音程が異なると思われる。
私はかつて、B♭管(?)のものを見かけた(音を聞いた)事がある。
だいたい感触が掴めたので、せっかくだから…箱根駅伝のテーマソングに挑んでみるか…と思った矢先、住職に止められてしまった(笑)
吹いたのはせいぜい5秒くらいだったが、まあ、祭壇の前だから仕方ない。
それでも、居合わせたおばあちゃん2名からは「上手、上手」と拍手をいただいた…新年最初の観客である。
素直に礼を言い、法螺貝を元の場所に置いた。

思いもしなかった出来事ではあったが、十分に心の洗濯もできた。
さて、次の舞台に備えねば。